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タイでは近年ECの市場規模が膨らみ続けています。
スマートフォン・SNSの普及に伴い個人のSNSアカウントでの物販もタイでは当たり前のように行われていますので、オンラインでのショッピングは、タイ人にとって非常に身近な存在となっています。

JETRO調べによると、図の通り2018 年のタイの EC 市場規模は約 751 億バーツとなり、
2009 年の約 170 億バーツから4 倍以上に拡大しています。
年平均成長率は 15.99%で年々拡大しております。

2020年は、COVID-19 の影響で、ショッピングモールや路面店などが営業できない時期が2ヶ月以上あったこともあり、インターネットの利用率やオンラインショッピングの利用率が、さらに上昇しているとも言われております。

物流やネットバンキングが充実したこともあり、オンラインショッピングは、完全にタイ人の生活の一部に定着したのだと思われます。

アセアン主要国との比較　＊2559＝西暦2016年／2560＝西暦2017年、単位100万USD

ETDA（デジタル経済社会省・電子取引開発機構）の「Value of e-Commerce Survey 2018」によると、

タイの市場規模は、2017年時点で、ベトナムの3.47倍、インドネシアの2.83倍、シンガポールの5.05倍、

フィリピンの12.66倍となっており、東南アジアの中では最大規模に成長しています。