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タイのIT事情 -SNS編
タイのSNS利用の役割
タイではSNSの利用が盛んだというのは、いまやタイを知る人では常識となっています。
利用の目的は、個人アカウントでの投稿などの利用だけでなく、個人間での販売にも利用されており、多くのタイ人が気軽にSNS上で物品の売買を行っています。
そのため企業のマーケティングにおいてもSNSは戦略の重要なポイントになってきており、タイ企業だけでなく、タイ市場を狙う多くの日系企業もSNSを使ったプロモーションを展開しております。
タイのSNS利用状況
実際にタイではSNSがどのように利用されているのか、項目ごとに数値を見ながらまとめてみました。日本と比べるとタイのSNSの利用状況が想像しやすいと思います。
source:DIGITAL 2020: THAILAND
タイのSNS利用人口
人口6,971万人にたいして75%にあたる5,200万人がSNSを利用しています。
この5200万人というのは、タイのインターネット利用人口と同じ数となります。
つまりインターネット利用する方は、ほぼ全員がSNSを利用していることとなります。
タイ人のSNS利用時間/日とSNS所有アカウント数/人
タイ人の一日あたりのSNSに費やす時間は2時間55分です。
別で記事にも上げていますが、一日当たりのインターネット利用時間が9時間1分ですので、インターネットを利用している時間の3分の1がSNSを利用しているということになります。
日本では1日45分というデータが出ていますので、日本人の4倍もSNS利用時間が多いということになります。
アカウント数は10.1という驚異の数字です。確かにインスタグラムやFacebookなどは複数アカウントを利用目的に分けて利用している方をよく見かけます。アカウント数10.1というのは日本の3.4と比べるとほぼ3倍となり、このデータだけでもタイにとってどれだけSNSが浸透しているかが理解できます。
人気のSNSランキング
人気SNSプラットフォームは、世界的に見てもさほどかわりはありませんが、FacebookやYOUTUBEなどは94%とこちらも驚異的な数字になっています。人気6位のTWITTERでも55%と過半数以上の方が利用しています。
タイと日本のFacebook利用状況の違い
ちなみにFacebookだけとってもこのような違いがあります。
いかにタイではFacebookでのアプローチが有効なのかを物語るデータが出ています。
【タイ】
Facebook利用人口:4,700万人
Facebook利用率:94%(16歳から64歳対象)
【日本】
Facebook利用人口:1,800万人
Facebook利用率:30%(16歳から64歳対象)
最後に
タイでは日本とは違いPCが普及する前にSNS利用に便利なスマートフォンが浸透したため、インターネット利用者の100%がSNSを利用しています。
そしてタイでは副業禁止という風潮もないため、個人でもSNSをビジネスで利用している方も多いのと、それぞれ様々なSNSを利用しているため、利用時間も比例して非常に長くなっています。
SNSを自社のプロモーションに検討している方や興味のある方はぜひご連絡ください。
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